月刊コラム、14回目。
今回は、日常的によく利用する「スーパーマーケット」についてと、
そこで買える個人的におすすめの、ロンドン土産を紹介。
(*長くなってしまったので2回にわけて、来月続編をかきます)
イギリスには幾つかのスーパーがありますが、
私の住んでいるあたりにあるお店と、ざっくりとそれぞれ私のイメージ。
・WHOLE FOODS MARKET(オーガニックやヘルシーに特化)
・MARKS & SPENCER(オリジナル商品が多い、出来合いのものが得意)
・WAITROSE(色々ちょうどいいスーパー)
・TESCO(コンビニ的な店舗もある、やすい)
・SAINSBURY’S(おいしいオレンジジュースあり)
私は日常的に「MARKS & SPENCER」か「WAITROSE」を利用しています。
単に、理由は、近いから、笑。
体が野菜やフルーツを欲しているときや、手の込んだ料理をやる気の時は、
WHOLE FOODS に行くこともありますが、だいたいその2つですませています。
オリジナル商品が欲しいか、いろんなメーカーから選びたいかで、
今日はどちらにしよう?と決めています。
今日は、よく利用している「WAITROSE」について書いてみました。
ここの店舗の外観はこんなかんじで、さりげなくあります。
去年、母体のジョン・ルイスグループがリブランディングされて、
ウェイトローズのロゴも変わり、モダンに。
最近こんな感じのさっぱりしたフォントのロゴ、流行ってる気がする。
ここのお店の決済方法は3種類。
普通のレジ、セルフレジ、クイックチェック。
クイックチェックとはこれのこと。
お店に入ってすぐのカゴやらカートのあたりにあります。
要するに、商品を手に取ったときに自分でバーコードをスキャンして、
商品は直接自分の買い物袋にいれていき、最後にこの機器を専用のマシンにかざし、支払うというもの。
私はまだ使ったことない。
ロンドン中心部のお店では、もうどんな少額でもだいたいがカードで支払えてしまうので、
キャッシュを使うことがほぼなく、セルフレジもカードオンリーが多いです。
旅行で来られる際は、キャッシュを多めに用意する必要はないと思います。
その代わり、クレジットカード会社の「PINコード」の設定がまだであれば
渡航前にしておいた方が便利だと思います。
カードマシンで毎回必要になるので。
日本のようなコンビニがないので、会社のお昼休みや仕事の帰りにスーパーをコンビニ代わりに利用する人も多い。
イギリスは、出来合いの冷凍&冷蔵食品文化が根付いているので、大きなコンビニのような役割もあり、
特に「M&S」なんかはそれが大得意のスーパーなので、種類も多く味もおいしいと人気があります。
ロンドン名物「ミルクの山」笑。
このお店はそうでもないですが、ミルクの入荷量が大量すぎるのも最初のころ、びっくりしました。
イギリス人は乳製品が好きな人が多いらしく、
うちの娘もどんだけ乳製品たべてもお腹こわさず、乳製品全般、大好物です。
ミルクにも幾つか種類がありますが、牛乳であればセミスキムミルクが割と定番で、
スタバなどで何も言わないとセミスキムで出てきます。
そのほかに、季節によって、バナナの山、いちごの山、みかんの山… など
「こんな量、全員買うのかな!」というくらいの「山」がたびたび現れます。
最近、コーヒーショップでも選べる種類が多くなってきて、特に流行っているのが植物性のミルク。
ソイミルク、
ライスミルク、
アーモンドミルク、
オーツミルク、
ヘンプミルク、
ココナッツミルク… など。
それぞれメーカーによって特徴があり、オーガニックに特化したブランドも多く並んでいます。
常温保存ができるものもあるので、ここ以外にも別の棚があったりします。
私のおすすめは、これ。
ヘーゼルナッツとライスミルクのブレンドで、抹茶ラテとかチャイティーに使うと
ほんのりナッツの香りもして甘くて美味しいです。
ミルクもですが、スーパーではだいたいの食材が、普通のかオーガニックかから選べます。
それぞれ比べるとほんの少しだけ割高な場合がほとんどですが、数十円しか金額が変わらないので
そのまま調理したりする食材はオーガニックに限定して選ぶことも可能です。
私は、産後に乳腺炎になったとき、牛乳を控えるために飲んでいました。
同じく、野菜なんかは、袋で買うか単品でグラム買いするかも選べる場合が多く、
このように、人参やじゃがいもを1本から買えるようにもなっています。
特にガーリックや生姜など、ほんのちょっとしか要らない場合、
ちぎって必要な量だけ買えるので、これはとても良いことだと思っています。
オーガニックだと日持ちしないので少量じゃないと無駄にしてしまって嫌だというのもある。
さて、私が個人的におすすめなロンドン土産がこれ、
「Maldon」のお塩です。
オーブン料理や焼きものの他、普通の料理にも使っていますが、
塩っぽさが調度良く、ちょっと甘さも感じるくらいマイルドめな味と食感で、
日本で買うと、800円〜1200円くらいするみたいですが、
イギリスのスーパーだと£1.75(約270円)くらいで売っています。
普通にフライパンで焼いたズッキーニとかに、ぱらっとかけるだけでも超美味しい。
いわゆる “THE イギリス土産” ではないですが、多くのスーパーに置いてあって、
箱も可愛くて上品なので「色々迷って買えてないけど残り数日… お土産どうしよう?」という方もおすすめです。
それから、お菓子売り場で買ってみて欲しいのはこれ。
「Monty Bojangles Scofflets」のHINT OF SEA SALT。
イギリスのお菓子ではないのですが、イギリスの会社が広く展開しているチョコレート。
ギフト用は綺麗な箱に入っていますが、スーパーに置く用(日常食べ用、笑)はこのような袋に。
これが、、びっくりするほど美味しい!!
甘すぎず、塩がちょうどいいトリュフチョコ。
キャラメル味などもありますが、個人的には圧倒的にシーソルト味をおすすめ。
ということで、なんだか長くなりそうなので、スーパー編は次回に続きます。
また来月〜。
MEGの英国式・子育てレポート vol.15「スーパーマーケット・続編」はこちら