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    「アンティークの街 “Lewes” 日帰り旅」MEGの英国式・子育てレポートvol.76

    「アンティークの街 “Lewes” 日帰り旅」MEGの英国式・子育てレポートvol.76

    イギリス・ロンドンで暮らすシンガーソングライター、デザイナーのMEGさん。7歳の娘さんと過ごす日々を紹介する人気連載76回目。今回はアンティークの街Lewes(ルイス)への弾丸日帰り旅のお話。イギリス内でも異国情緒漂うちょっと特別な街、Lewes。MEGさん親子の素敵な休日をお届け♪
    シンガーソングライター、デザイナー さん
    シンガーソングライター、デザイナー
    MEG

    こんにちは、4月。

    イギリスのイースターホリデーは、2週間半~3週間も学校が休みになる、割と長いお休みで(そして5月末にもまた休みが……)今年は雨も多くて天気の悪い日が多かったので、なかなか出かけよう! という気分になりにくく。

    奇跡的に、4月のある日の朝、今日は天気がよさそうだぞ……! ということで、急に思い立って、近場の街へ出かけることに。

    天気が悪いとほんと最悪なのでね……。天気予報もほぼあてにならないから寒くて速攻で風邪ひいたり、交通トラブルで予定通りに移動できなかったりと、いろいろ面倒に見舞われるのがロンドンあるあるで……。えぇ。

    今回の行き先は、ガーデンやお城、アンティークマーケットで有名な街Lewes。前から気になっていたのですが、ロンドンビクトリアから乗り換えなく1時間で行くことができる、日帰りで行きやすい街。

    「アンティークの街 “Lewes” 日帰り旅」MEGの英国式・子育てレポートvol.76

    列車のチケットは、アプリなどで予約するとQRコードを即発行してくれるので、それを使う。今回のSouthern railwayはガトウィック空港を経由して南のイーストボーンあたりまで繋がっている中距離列車で、個室やテーブル、USBチャージャーがあったりするので、コーヒーやスナックなどを買って乗ると、食べて話してる間にすぐに着いて移動も快適。キッズと一緒のサクッと旅には1時間の乗車はちょうどいい感じ。

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    娘は、駅から街に出た瞬間「ここ、ポンド使える? 英語、通じる?」と真剣に聞いてきたくらい、ロンドンからそんなに遠くないのに、ちょっと別の国に来たような感覚が味わえました。晴れてたっていう奇跡も重なって。

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    緑色の車が目印のアンティーク屋さんに立ち寄り。

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    面白いものがきれいにディスプレイされていて、骨董というよりも、おばあちゃん世代かもうちょっと古い昔の日用品が手頃な値段で販売されているので、実用的で見てまわるのがとても楽しい。

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    来るときに、列車からの風景を見ていると、広いガーデンや池があるお家が多かったので、こういうのも結構、普通に買う人もいるんだろうなぁと思った。

    大仏、15ポンド。

    ロンドンだともうひとつゼロがついてそうで驚いた……。 気になったけれど、うちにはこんなありがたいものを置く場所がない。

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    2階もある。

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    家で使いたいものが見つかったら買っていく感じで、陳列もきれいなのに飾りすぎてないところがいいなと思った。

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    洋服も、ロンドンのヴィンテージフェアの半値くらいとお手頃。

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    娘は、ビーチで貝殻を集めるのが好きなので「貝殻1個1ポンド」というコーナーに目を輝かせる……(品揃え! )。耳に何個もあてて音を確認して、慎重にひとつの貝殻を選び、お小遣いで購入することに。

    レジでは、マグカップでお茶を飲みながら3人のおじいさんたちが談笑していて、娘が緊張して貝殻を渡すと「あぁ、これ、どこにあったっけ? 」と聞かれて、レジのすぐ向かいだったからちょっと笑ったんだけど「可愛いピンクの袋に入れてあげよう~」と別のおじいさんが紙袋に入れてくれたりして、いい店だった。

    街を歩いていると、アンティークのお店も多いのだけど、地元のベーカリーやカフェもたくさん見かけて、ゆったりした時間が流れていた。

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    私たちが入ったお店はどれも、入り口は小さいけれど、奥にor縦に広いお店が多くて、木造の家をちょっと改築したみたいな雰囲気がとても懐かしくて、散策も楽しかった。

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    おいしそうなので、帰りの列車で食べようとペストリーを購入。

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    ゴーストもまたこの街の名物と聞いたんだけど、それは娘には言わなかった(笑)。

    でも、言われたらなんとなく想像できる。怖い雰囲気はないのだけど、歴史を感じるという意味で誰かがそれを想像してもおかしくないが、とりあえず、忘れよう。

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    ここは家具のお店、外のガーデンカフェも気持ちよさそうで賑わっていた。

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    いいセレクトで、古いファブリックも販売していた。

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    娘「これは、何するの?」

    ボタンを押すと、文字のスタンプがでてきて、紙に文字を打つものだ、という説明をどう感じたのかわからないんだけど、確かにこういうお店を散策すると、ミュージアムのようで子どもたちには楽しいのかもしれない。ワープロや黒電話を知ってる私たちの世代とは、また違った感覚で捉えてるんだろうな。

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    ということで、日帰りで急に思いついたプランとして向かったLewesの街は想像以上に楽しめました!

    ロンドンだと、目を惹く珍しいものは骨董的なものとして誰が買うのかわからないほどの高額な値段で売られているお店が多いので、良心的な価格で、モノが人から人へ受け継がれることが身近にある感じがして、お店巡りが楽しかった。また、子どもたちのお小遣いで買えるような掘り出し物があることも、娘としては楽しかったそうだ。

    ベーカリーカフェも多くて、小さなお店が並ぶ可愛い街だな! という印象を受けました。カフェやアンティーク屋さんを巡るのであれば、駅からの徒歩圏内に集まっていて見やすいので、朝から夕方までいればこの街をぐるっと1日で楽しむことができるかなと思います。

    またゆっくり来たい。

    PROFILE
    meg
    MEGさん
    シンガーソングライター、デザイナー
    シンガーソングライター、デザイナー。2002年デビュー、ファッションと音楽を結ぶカルチャーアイコン。現在ロンドン在住で日本と英国を行き来しながら、新たなコンテンツや商品の開発、自身のアパレルブランドのディレクターを務める。公式情報はMEGWEB.JPにて。
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