みなさんこんにちは〜!
厳しい残暑が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
子どもたちの長い夏休みが終わり、ほっと胸を撫で下ろしている方も多くいらっしゃるかと思いますが、今年はどんな夏の思い出ができましたか^ ^?
わたしはといいますと実はですね、2週間ほど子どもたちを夫に託し、母の夏休みをいただいていました。
こちらのコラムでは基本は子どもたちとの生活にまつわる何かしらについて綴らせていただいていますが、今回はわたしの夏休みについて綴ろうと思います。
2週間の夏休み中は地元の大阪に帰省していました。
いちばんの目的は、大切な家族と過ごすこと!
災害、事故、病気……
いつ誰に何が起きてもおかしくないからこそ、貴重なお休みは家族と過ごそうと決めていました。
母や姪っ子の誕生日を祝ったり、母と映画や大好きな阪神戦を見に行ったり、妹と深夜までカラオケを楽しんだり、叔母夫婦とおいしいごはんを食べに行ったり、毎日毎日家族とのかけがえのない時間を噛み締めていました。
そして武智家の夏の恒例行事!
田舎の高知に帰省して、お墓と裏山の大掃除をしてきました。
今年は父とわたしのふたりだけの帰省だったので、まぁまぁな重労働でしたが(しかもこの炎天下)、終わったあとの爽快感ったら!
自分が親になってから、家族を守ることの大変さや責任の重さをひしひしと感じています。
ここまで命を繋いでくれたご先祖様に感謝の気持ちを込めて、ピッカピカにしてきました。
わたしの田舎は、高知県越知町の鎌井田というところにあります。
数々の映画の舞台にもなった浅尾沈下橋があり、近年は観光客の姿も多くなりました。
澄んだ川と山々の深い緑のコントラストが本当に美しい、わたしの自慢の田舎です。
星もとってもきれいなんですよね〜!
ぜひみなさんにも人生で一度は訪れて欲しい場所。
(わたしの親戚が浅尾沈下橋にもほど近い場所で素敵な民泊をしているので、宿泊先をお探しの方は【Carpe Diem Kamaida】で検索してみてくださいね)
単身で父と田舎に帰省できたし、こんな機会は今後も滅多にないと思ったので、久しぶりに父娘旅をすることに!
生前祖母がおすすめしてくれていた念願の天狗高原(四国カルスト)へ、1泊2日で遊びに行ってきました!
せっかく天狗高原まで行くのだからと、周辺にある観光スポットにもいろいろと足を伸ばしてきました。
いや、正確に言うと……
普段必要な場所以外には寄り道やお出かけをしない父を引きずりまわしてきました(笑)。
都会での生活では味わうことができない、すばらしい体験ができるところばかりだったので、こちらでみなさんにもシェアできたらと思います。
高知旅行の参考にでもなれば幸いです。
●四万十川源流点
車で行ける最終地点付近から、歩いて約25分ほどで四万十川源流点に到着します。
清水が岩肌を流れる音を聞きながら苔むす森を歩いているだけで心が癒されます。
まるでジブリの世界に迷い込んだような気分に!
●天狗高原(四国カルスト)
愛媛県と高知県の県境の尾根沿いに広がる四国カルスト。
標高1,000~1,500mの高地からの眺めは絶景で、このカルスト台地を縦断するように通る県道383号は絶好のドライブコースになっています。
白い岩肌の石灰岩が点在する大草原と、遠くに連なる山々の稜線、放牧された牛たち。
今まで見たことのないような絶景にとても癒されました!
●雲の上図書館
2週間前にホテルを予約しようとしたら見事にどこも空いていなくて、やっとの思いで見つけたのが今回宿泊した梼原町にある『雲の上のホテル別館マルシェ・ユスハラ』でした(空き部屋ラス1! セーフ!)。
宿泊した施設もですが、雲の上図書館も建築家 隈研吾氏が設計し、図書館は梼原産の木材がふんだんに使用されています。
言わずもがなですが、伝統的な木組みを使った建築が圧巻!
わたしたちは閉館間際に訪れたので長居はできませんでしたが、木の温もりを感じながら、大人から子どもまでいろんな世代が楽しめる図書館でした。
近所にこんなすばらしい図書館があるのが本当にうらやましい!
●三嶋神社
雲の上図書館からもほど近い場所にある神社なのですが、坂本龍馬が脱藩するときに、無事を祈願したと伝わっている神社です。
梼原川にかかる屋根付きの橋も風情がありました。
清々しい空気が流れている、気持ちのいい神社。
●橋本食堂
親戚のすすめで訪れた須崎市にあるお店なのですが、いつも大行列と聞いていたので、満を持して開店1時間前に到着。
……が、すでに待っているお客さんが2組いらっしゃいました。
そこから汗だくで1時間開店を待ち、ついにありついた鍋焼きラーメンは、想像の上をいくおいしさでした。
またスープがおいしくて!!
思わずライスを追加で頼んでしまいました。
お店のお母さんたちも明るくて気さくで居心地よかったです〜
●鳴無神社
須崎市にある国の重要文化財で、海から入るようにつくられた参道や海に向かって建つ社殿は、「土佐の宮島」と呼ばれることも。
強力な縁結びのご利益があるということでも有名だそうです。
父と過ごした高知での5日間(内、父娘旅は1泊2日)。
一生忘れることがないであろう大切な思い出ができました!
父娘水入らず、ほかでは体験できない感動的な時間を過ごすことができて本当に嬉しかったです。
父の幼少期、亡き祖父母やご先祖さまの話、普段話さないようなことを聞けたのも、将来わたしの人生の財産になることでしょう。
たまには自分が“子どもに戻る時間”があってもいいですね。
少しは親孝行ができたかな?
いつまでもみんな元気で長生きしてくれるといいなぁ。
今回も長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回。
Instagram:@shiho_takechi