可愛い紙を敷いた箱の中に、子どもが喜ぶメニューを詰め込んでラフに楽しむ今どきおせち。懐石料理風に、余白の空間を生かした盛り付けがポイント!
01:2色スイートポテトきんとん
おしゃれ和菓子のようなフォルムのきんとん。2色のコントラストと、親しみのあるお芋の風味に、ほっこり癒されます。2色スイートポテトきんとん。
[材料] 9個分
・サツマイモ……200g
・紫サツマイモ……200g
・バター……10g
・牛乳……大さじ2
・砂糖……大さじ3
・シナモンパウダー……適量
[つくり方]
1.サツマイモと紫サツマイモはそれぞれ2cm幅に切って厚めに皮をむき、水にさらす。
2.1をそれぞれラップに包み、600wの電子レンジでやわらかくなるまで4〜6分ほど加熱する。
3.2をそれぞれのボウルに入れ、フォークやマッシャーで丁寧につぶす。それぞれのボウルに半量ずつバター、牛乳、砂糖、シナモンパウダーを加えてよく混ぜる。
4.粗熱が取れたら、濡れふきんやラップなどに2色を適量とり、上部を絞って成形する。
片手で下を押しながら、もう片方の手で上方向へねじっていき、細長いスマートな形に。ニュアンスが出るので、ふきんを使おう。
02:ツナディップとミニプレッツェル
赤と緑のお正月カラーがおめでたいディップ。散らばるプレッツェルが、おせち全体に程よいラフさを演出。
[材料] つくりやすい量
(A)
・ツナ……50g
・卵黄……1個分
・アンチョビ……1枚
・ケッパー……小さじ1
・ピンクペッパー(辛くないので子どもも食べられる)……お好みで
・イタリアンパセリ(みじん切り)……お好みで
・ミニプレッツェル……適量
[つくり方]
1.(A)を全てブレンダーにかけて、なめらかになるまで攪拌する。
2.を器に盛り、表面にピンクペッパー、イタリアンパセリを散らしてミニプレッツェルを添える。
03 アドボ風筑前煮
酢のさっぱりとした風味を生かしたフィリピンの煮込み料理“アドボ”風の筑前煮。よく見ると、可愛いフォルムの野菜がゴロゴロ。
[材料] 3~4人分
・豚バラ肉(一口大に切る)……200g
・大根……8cm分
・ニンジン……8cm分
・黄ニンジン……8cm分
・レンコン……8cm分
・こんにゃく……1/3枚
・干ししいたけ(水戻しし、石づきを除く)……4個
・うずら卵(水煮)……8個
・ニンニク(みじん切り)……1片
・オリーブオイル……小さじ1
(A)
・酢……1/2カップ
・水……1カップ
・しょうゆ……大さじ4
・酒……大さじ4
・砂糖……大さじ2
・芽ネギ……お好みで
[つくり方]
1.大根は1cm幅に切って犬の抜き型、ニンジン・黄ニンジンは7~8mm幅に切って花の抜き型で抜く。こんにゃくは1cm幅に切り、骨の抜き型で抜く。レンコンは1cm幅に切って花形に形を整え、半月切りにする。
2.鍋にオリーブオイルをひいて中火にかけ、ニンニク、豚バラ肉を入れて炒める。
3.豚肉の表面の色が変わるまで炒めたら(A)を加え、大根、ニンジン、こんにゃく、レンコン、干しいたけ、うずら卵を加える。落し蓋をして弱火にし、豚肉がやわらかくなるまで20分ほど煮る。途中10分くらいで、ンジンだけ煮汁の色がつきすぎないように引き上げておく。
4.蓋を取り、全体を混ぜ返しながら煮汁が少し残るくらいまで煮詰める。器に盛り、芽ネギを添える。
04 エビのあられ揚げ
お正月ムードがじゅわっと溢れ出る、子どもが大好物のエビフライ。カリカリあられとジューシーなエビがベストマッチ!
[材料] 9個分
・ブラックタイガー……9尾
・ナンプラー……小さじ1+1/2
・レモン汁……小さじ1
・薄力粉……適量
(A)
・卵黄……1個分
・薄力粉……大さじ3
・水……大さじ1
・5色ぶぶあられ……適量
・揚げ油……適量
[つくり方]
1.ブラックタイガーは尾を残して殻をむき、背ワタがあれば取る。腹側に切れ目を3〜4ヶ所入れ、ナンプラー、レモン汁を揉み込み10分おく。
2.1の水気を切って薄力粉を薄くはたく。混ぜ合わせた(A)にくぐらせ、あられを表面にまんべんなくまぶす。
3.160℃に熱した揚げ油に2を入れ、あられが薄く色づくまで揚げる。
揚げ油の温度を、少し低めの160℃に設定することで、あられを鮮やかな色で揚げられる。白あられに色がついたら出来上がり!