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    センスのいい家族が暮らす家【vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸】

    センスのいい家族が暮らす家【vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸】

    大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.3では、3ヵ月前に新婚の頃から10年住み続けた約50㎡のワンルームを出て、100㎡・3LDKの広々物件へ引っ越したインテリアスタイリスト・大谷優依さんの新居をご紹介。子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。
    profile
    大谷優依さん
    インテリアスタイリスト
    ライフスタイル誌を中心に活動し、企業ブランドの広告などでさまざまな空間スタイリングを手掛ける。
    Instagram:@otaniyui

    FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長女2歳)
    HOUSE TYPE:デュープレックス/賃貸
    HOUSE DETAIL:築30年/100㎡/3LDK
    AREA:東京都

    こだわりの住まいについて

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    外国気分のアパルトマンハウスで、
    憧れの家具とともに暮らす

    「娘がまだお腹にいる頃から家探しを始めて3年目。ようやく子どもにとっても住みやすい素敵なお家に出会えました」。洗濯機がキッチンにビルドインされていたり、窓が少し大きめだったり、床がじゅうたん敷きだったり、もともと外国人向けに建てられたというこのお家。引っ越してきた当初は、高嶺の花のように感じたと振り返る大谷さん。「前の家で愛用していたものはなんだか居心地が悪そうで、インテリアは心機一転。今まで家には置けないと諦めていた憧れの家具や雑貨たちを『我慢したのだから……!』と思い切って迎えました。今回は初のオーダー家具にも挑戦。こんなに本気で家づくりに取り組んだのははじめてかもしれません」

    広い家に引っ越してやりたかったことといえば、“家に人を招くこと”。メインのリビングにはものをできる限り置かないように心がけているそう。「早速保育園のお友だちを誘って遊びました。暑い日はみんなでシャワーを浴びてから、リビングでごろごろ映画を見たり、オモチャで遊んだり。外で会うよりもリラックスできて、娘も私も楽しかったです」

    LIVING & DINING

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    とっておきの家具と、
    上質な時間をゆったり楽しむ

    リビングダイニングはできるだけものを少なくすることでゲストを呼んでものんびりくつろげる空間に。〈HIKE〉でオーダーしたダイニングテーブルは大勢でも囲みやすい丸テーブル。「ダイニングテーブル、チェスト、ソファ、カーテンすべてこの家に引っ越してから揃えたもの。お金はだいぶかかってしまいましたが、どれも妥協なしでお気に入りです!」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    〈MOBLEY WORKS〉でオーダーしたチェスト。「部屋の雰囲気に合わせて木材は薄めの色をリクエスト。贅沢に良質なオーク材を使っていただきました。長く大切に使い続けたいです!」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    ソファは〈KARIMOKU CASE STUDY〉で購入。『空間から家具を考える』という新たなアプローチで生み出されたこのソファは、世田谷区砧の『砧テラス』というマンションでつくられたモデル。となりの棚は〈MOBLEY WORKS〉でオーダー。

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    リビングダイニングの薄手のカーテンはずっと憧れだった〈Kvadrat〉でオーダー。「良いカーテンは部屋の雰囲気を格段に上げてくれるなと実感。〈Kvadrat〉のカーテンはとってもお気に入りなので、レースカーテンですがあえて部屋側に取り付けて楽しんでいます」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    家は全室じゅうたん敷き。「娘がときどき飲み物をこぼしてしまうことがあるのですが、〈IRIS OHYAMA〉の水で布製品が洗浄できる『RINSER CLEANER』が大活躍しています」

    KITCHEN

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    長居してもノンストレス!
    明るいキッチンは飾って楽しむ

    キッチンは家の中でもっとも明るい場所。窓からは中庭の銀杏の木が見えて、長居してもノンストレスな居心地のいい空間。「片付けてすっきりなキッチンも素敵だけど、私は賑やかなほうが好き。あえてものを見えるところに出して飾っています」。キッチンはL字型。廊下とダイニング側に出入り口があり、回遊できる間取り。「娘がよくぐるぐる走って遊んでいます」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    キッチンの一角にはお気に入りの茶葉や、よく使うカトラリー類を並べて、可愛いスポットに。

    朝、明るいキッチンで仕事をしたらはかどるのでは? とオーダーした〈MOBLEY WORKS〉のスツール。「高めにつくられたキッチン台ともバランスのいい高さでした」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    赤がアクセントの冷蔵庫まわり。仕事で使った〈PIZZA SLICE〉の箱が可愛い!「わが家にはいつか使おうと思っている空っぽの箱やカゴがたくさんあります。娘の絵を保管するのに最適だということに最近気が付きました!」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    冷蔵庫横に置いているゴミ箱は〈Joseph Joseph〉のもの。上段はワンタッチで開き、下段は引き出し式で細かく分別できる仕様。「下のプラゴミは娘も引き出すことができますが、上の触ってほしくない生ゴミは届かないので開けられない仕組みも◎」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    最近仲間入りした陶芸家・入江佑子さんのお皿とマグカップ。ぽってり可愛いフォルムが食卓を賑やかに。

    KIDS SPACE

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    インテリアとしても可愛い!
    リビングのキッズスペース

    キッズスペースは目が届きやすく、一緒に遊びやすいリビングの一角に。「じゅうたん敷きなので床に座りながら家族みんなでのびのび遊んでいます」。マイブームは〈MOMO NATURAL〉のキッズブランド〈PIENI KOTI〉のおままごとキッチン。リビングに置いてもすんなり馴染む、シンプルなデザイン。

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    オモチャや絵本を収納しているのは〈MOMO NATURAL〉のラタンの棚。「中身が透けて見えるので興味を持ちやすいのか、遊んだあとお片付けをしたり、夜寝る前に絵本を持ってきてくれたり、いろんなことがスムーズにできるようになりました」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    小さなテーブルとイスは〈Artek〉。「テーブルは〈Scope〉別注品で、イスはヴィンテージで購入。イスの足を少しカットしてリメイクしました。子どもがテーブルセットとして使わなくなったら荷物置きにしたり、サイドテーブルにしたり、新たな用途で使い続けます」

    娘さんのお気に入りの本は『おやすみなさい フランシス』(ラッセル・ホーバン著)と、『もこもこもこ』(谷川俊太郎著)。「絵本はよく寝る前に読みます。私が先に寝落ちして最後まで読めないこともしばしば……(笑)」

    ちょうど用意していた娘さんのブランチ。ビーツのポテトサラダと、ルバーブとクリームチーズのパンが主役。トレイは〈mina perhonen〉、グラスは小さな子どもでも持ちやすくて割れにくい『つよいこグラス』。

    引っ越しを機にプロジェクターデビュー。〈蔦屋家電〉でみつけた〈JMGO〉を愛用。「コンパクトで画質も音も満足です。娘は『おさるのジョージ』がお気に入り!」

    BEDROOM

    朝の光が気持ちいい、
    パリを感じるキュートな寝室

    パリ感漂う寝室は、朝の光が気持ちいい空間。ベッドリネンはパリのセレクトショップ〈Merci〉で一式購入。「日本では現物を見られるお店がなかったので、色のコーディネートは写真判断のみ。散々迷いましたが、じゅうたんのベージュに合わせてピンクカラーで揃えました。普段の自分ではあまり選ばない色味でしたが、この家の雰囲気によく馴染んで可愛いなぁと大満足です!」

    娘さんの服が入っている〈IKEA〉の白い棚はお絵かきボードも兼ねる。「娘の棚なので好きに使っていいよと任せています。最近は『お洋服どれ着るの?』と聞くと自分でここから取って来れるようになりました」

    Vol.3 とっておきの家具と暮らす家・大谷優依さん邸

    ベッドルームのライトは、〈The Tastemakers & Co.〉で買ったもの。お菓子の型をひっくり返してシェードにした楽しいデザイン。


    暖色系のインテリアで揃えた温かみのある空間に、遊び心のある楽しい雑貨がより一層気分を和ませてくれる、大谷さん家族のお家。空間づくりのイメージや、キッズ家具のチョイスなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    photography/Eri Kawamura text/Runa Kitai illustration/Chika Osawa
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