佐藤ママが小学校入学前に
教育を始めたのはどうして?
「子どもが生まれてから親の手をはなれるまでの18年間、親子で楽しかったな〜、と思えるようになるにはどうしたらいいか。それを長男が生まれたときに考えたんです。6歳で小学校に入学してから高校卒業まで学校に通うとすると、12年間の学習が待っているわけです。その間、勉強はわからない、授業についていけないなんてことになったら、楽しさは半減ですよね。しかも、小学生になってから『勉強しなさい』と言っても、すぐにできるものではありません。机に向かうことが辛いことではない、楽しいことなんだよ、と感じさせるには、机に向かうことを習慣化させることが大切。それには、0〜6歳の間に学習習慣を身につけることが必要だと感じたのです」
佐藤ママがKUMONを選んだ理由
「わが家は、長男、三男、長女が1歳6ヵ月、次男は8ヵ月でKUMONに通い始めました。0〜6歳までは、遊んで寝ることも仕事のうち。そうすると、学習時間がなかなか取れませんよね。つまり、たっぷり遊ばせたいからこそ、いかに効率よく、無駄なことをさせずに学ばせるかがポイントなのです。学習の基本は、読み・書き・計算。KUMONの教材では、それらをすべて学ぶことができます。とくに未就学児の教材は、プリントの大きさと問題の量のバランスがちょうどよく、無駄がありません。また、教室には小さな子どもでもきちんと学習できる椅子や机がちゃんとあって、幼いながらも、椅子にちょこんと座って鉛筆を持ち、プリントに向かっていました。今思うと、その経験が、学習が習慣化する第一歩だった気がします」
未就学児の学習を
スムーズに進めるための工夫は?
①まずはたっぷり遊ばせよう。
学習は遊びの延長線上に!
「『プリントが終わったら遊ぼうね』『遊ぶのは宿題が終わってから』。このような声かけをされる保護者の方は多いのではないでしょうか。『勉強しないと遊べない』ということは、『学習する』ということのハードルを上げているのです。子どもは遊ぶことがなによりも好き。ですから、勉強ではなくまずは遊びを優先させましょう。たっぷり遊ばせたあとで、例えば『お昼ごはんができるまでプリント1枚やってみようか』『おやつを準備するからその間にKUMONしようか』のように、遊びと遊びの間に学習をスッとさしこむのです。遊びと学びが地続きになっていますから、学習のハードルがぐんと下がります」
②未就学児にぴったりの教材を選ぼう
「遊びと学びを地続きにするには教材選びも大切。学習を隙間時間に行いますから、問題の量が多すぎてはいけませんし、難しすぎてもいけません。ですが、簡単すぎるものではすぐに飽きてしまいます。KUMONの教材は、出題される問題の内容や量、プリントの大きさなどのバランスが未就学児にぴったり。その上スモールステップで進められますから、遊びと遊びの間にさしこむには最適です。KUMONに通わせずにほかの教材を使うことも考えましたが、それだと親が学習の進め方を考えなければなりませんから、大変ですよね。大人は子育て以外にもすることはたくさんありますから、利用できるものはすべきです」
③子どもの様子を観察して、
ペース配分をする
「子どもの体調や状況によって、宿題をすべてこなすのが難しいときも……。私は、子どもと自分の1週間のスケジュールをはじめに確認しておき、子どもが疲れそうなときは、『今週のプリントは1枚でいいよ』とはじめにアナウンスしていました。ゴールが決まっていたほうが、子どものやる気スイッチも入りやすいものです。そして、たとえ週の途中で余裕ができたとしても、決めた量しかさせませんでした。子どもの中で、物足りない、もっとしたい、という気持ちが高まってくるからか、翌週はいつもより多くのプリントをしていましたね。KUMONの教材の内容はパーフェクト。親のフィルターを通して、学習のさせかたやペース配分に工夫をすることも大切です」
④学習する時間は、5分単位で見つける
「お仕事をされている方はとくに、子どもの学習につき合う時間を確保するのが難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。学習は、ある程度の時間がないとできないものだと思われがちですが、5〜10分あればできるのです。毎日忙しくされている方はまず、1週間の予定を書き出してみましょう。そうすると、5分や10分の隙間時間は、毎日必ずあるものです。その時間を子どもとの学習時間として確保しましょう。年齢が上がり問題のレベルも上がってくると、宿題に取り掛かることが億劫になってくることも……。始めの5〜10分間は、親が子どもの学習に寄り添うことで、子どもは学習に取り掛かりやすくなるものです」
⑤小道具を活用すれば、
学習の楽しさアップ!
「家庭で何かを学習したり書いたりするときは、解答を鉛筆で書かなければならないなんて決まりはありません。とくに未就学児の間はクレヨンでも色鉛筆でもいいし、わが家は筆ペンを使ったこともありました。子どもは好きな筆記用具を使うと、それだけでテンションが上がります。いつもはていねいに書けないものも、お気に入りの鉛筆を使えば、ていねいに書いたりするものです。毎日同じ鉛筆に同じ消しゴムを使い、決まった時間に机に向かって学習する……。これでは楽しくありませんよね。いかに楽しく学ばせるかを考えたときに、筆記用具などの小道具を、活用しない手はないと思いました。消しゴムなんて、どれだけ買ったことか! 子どもは、意外と消すという作業が苦手。匂いつきや練り消しゴムなど、好きな消しゴムを使えば、消すことも苦ではなくなります」
佐藤ママならどうする?
学習のお悩み相談室
子どもをKUMONに通わせているママ・パパたちが、先輩ママである佐藤ママに、子どもの学習における悩みを相談!
お悩み①
宿題に集中していないとき、
どのように声をかけたら
いいのでしょうか?
佐藤ママからのアドバイス
「『なんで集中してできないの!』と怒ってはいけません。集中していないという精神的なことを怒っても意味がありませんから、まずは集中できていない理由を探りましょう。問題のレベルが上がった、疲れているなど、何かしらの理由があるはずです。それを解消しつつ、どうしてもそのときに宿題をさせたいのであれば、親が一緒に解いてもいいのです。『ママがひとつ答えを書くから次はあなたね』と、親が答えを書いても構いませんし、『ママが書くとこんなにきれいだよ』とお手本を示しても。未就学児の学習は、いかに楽しくさせるかがポイントですし、楽しくなることで集中できるようになるものです」
お悩み②
KUMONで国語と算数を
勉強していますが、
英語も必要でしょうか?
佐藤ママからのアドバイス
「できるのであれば、させておいたほうがいいでしょう。英語に早くから触れた方が、流暢に話せるようになるからではありません。あくまでも、小学校の英語授業を楽しむためです。小学3年生から英語が必修化され、授業ではそこそこ難しい単語が出てきます。何も知らないと、授業についていくのが大変。入学前までに、ある程度の単語を覚えておき、カタカナ発音でもいいので言えるようになっておくと、英語の授業が楽しめるようになります。ただし、英語を習うことで、算数と国語がおろそかになってはいけません。ですが、毎日3科目の宿題をこなすのは大変。1日にするのは2科目だけにしたり、3科目する場合は、親がプリントの枚数を調整して、負担にならないようにしてあげましょう」
お悩み③
「勉強をしたくない」と言われたとき、
どのように対処したらいいでしょうか?
佐藤ママからのアドバイス
「生まれて数年しか経っていない子どもが、やりたくないことをするのは大変なこと。わが家では、疲れているときはさせませんでしたし、ときには10枚綴りのプリントをバラバラにして、ババ抜き方式で好きなプリントを選ばせたことも。今日勉強したくないと言った子どもも、1ヵ月後には成長しているものです。途中でやめさせてしまうことは、学習する機会から遠ざけることにもつながります。ですから、1ヵ月後の子どもの成長を楽しみにしながら、手をかえ品をかえ、楽しく学習できる工夫を親がし続けることが大切です。『やりたくない』と言ったとき、親は『やりなさい』と押してしまいがち。そうではなく、学習の仕方をかえてみたり、筆記用具をかえてみたりして、子どもが楽しいと思えるように柔軟に対応しましょう」
子どもにとって何が適切で何が役に立つかは、すぐには決められないけれど、子どもが喜ぶこと楽しいことなら、容易に想像がつくはずです。それを学習に取り入れればいいという柔軟な発想は、佐藤ママならでは。「学ぶことは楽しい」と思えるようになるには、そのきっかけを、未就学児の間に親がつくってあげることが必要なのかもしれません。
KUMON×HugMug
『インスタキッズフォト
コンテスト』を開催
9月14日(水)~10月31日(月)までの期間中、KUMON×HugMug『インスタキッズフォトコンテスト』を開催いたします。今回の募集テーマは、「成長のきろく」。学習や習い事、普段の生活のなかで、成長している子どもの様子や、子どもの成長のために工夫していることなど、写真とエピソードをインスタグラムに投稿してください♪ 受賞者には、レジャーにぴったりな「キャンプ用テント」や、おしゃれで使いやすい「オーブン&トースター」など、素敵な賞品をプレゼント。たくさんのご参加をお待ちしております!
sponsored by 公文教育研究会
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