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    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    「勉強ができなかったらどうしよう」「勉強嫌いにならないか心配」など、勉強にまつわる不安は、未就学児の頃からつきまとうことも……。どうしたら勉強が好きになるのでしょうか。実は、未就学児からのほんの少しの工夫で、子どもは進んで勉強をするようになると言われています。そのちょっとした親の心がけを、元小学校教師であり教育評論家でもある、親野智可等先生にお聞きしました。
    教えてくれた人
    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法
    親野智可等 さん
    教育評論家
    長年の教師経験をもとに、子育て・しつけ・親子関係・勉強法・学力向上・家庭教育について具体的に提案し、SNSやメールマガジンなどで発信。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園などでの講演会も大好評。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても知られている。
    Instagram:@oyanochikara

    生活に「楽勉」を取り入れると
    自然と勉強が好きになる

    何ごとも好きなことであれば、楽々できるものですよね。それは勉強も例外ではありません。好きであれば放っておいてもどんどん学習しますし、勉強が楽しめると自然に学力がついていきます。それでは、どうしたら勉強が好きになるのでしょうか。実はとてもいい方法があるのです。それが「楽勉」です。楽勉とは、生活や遊びの中で楽しみながら知的な刺激をして地頭をよくしていくこと。無理強いや強制はいっさいなく、楽しみながらやっているうちに、いつのまにか勉強が好きになり学力がつくという勉強法です。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯01 【親子散歩】を通して
    知的好奇心を育む

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    公園や里山を親子で散歩すると、さまざまな発見がありますよね。蝶々がひらひらと飛んでいたり、冬枯れの木に新芽が芽吹いていたり、落ち葉の下に昆虫がいたり。四季の移り変わりを肌で感じ、植物や生き物を実際に見て触れることで、五感が刺激されて脳が鍛えられ、知的好奇心もどんどん高まっていきます。子どもが新たな発見をしたときは、「これなあに?」「どうして○○なの?」と質問攻めになることも。同じような質問を何度もされると答えるのが面倒になることもあるでしょうが、子どもが質問をするのは、驚いたり感動している証拠。「蝶々、可愛いね」「昆虫がいたんだ!」と、まずは一緒に驚いてあげましょう。そうすることで、自己肯定感が高まり、豊かな感性や芸術的な想像力も育まれていくのです。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯02 【本物体験】をすることで
    学びがぐっと身近に

    昆虫を捕ったり、草花を摘んだり、磯で海の生き物に触れたり、こういった本物体験こそ、勉強が楽しいと思えるきっかけになり得ます。昆虫を例にあげると、飼育したり、幼虫やさなぎを見た経験があれば、理科の授業で昆虫の生態を学んだときに、実際に思い浮かべることができるため、きっと面白いと感じるでしょう。自然体験以外でも、例えば郵便局や消防署を訪れて、「ポストに手紙を入れるとここに集まるんだよ」「消防車や救急車はここから出動するんだよ」と教えてあげれば、社会科で学んだときに理解がいっそう深まるはずです。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯03 一歩【踏み込んだ回答】で
    語彙力や表現力を伸ばす

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    例えば夕飯の支度をしているときに「ママ何しているの?」と聞かれたとします。「ごはんの支度だよ」と答えてしまいがちですが、そこからもう一歩踏み込み、「ブロッコリーを茹でているんだよ」「秋刀魚を焼いているよ」「お芋をふかしているのよ」のように、具体的に答えます。すると、「秋刀魚ってなあに?」「ふかすって?」と、はじめて聞く言葉に対してさらに質問をしてくるでしょう。これを繰り返すことで、語彙がどんどん増えていくのです。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯04 【読み聞かせ】は親子間の愛情を育み、
    思考力や理解力を高める

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    抱っこされながらママやパパに絵本を読んでもらう。この時間は子どもにとってとても幸せなひと時ですよね。「一緒にいられて楽しい」という気持ちと「本を読むことが楽しい」という気持ちがリンクすることで、本を好きになるきっかけになります。自分から進んで読むようになり、本に親しむことによって語彙が増え、語彙が増えると言葉も増え、言葉は思考の土台となりますから、思考力や理解力もおのずと高まるのです。登場人物に感情移入ができるようになると、「こう言われると嫌な気持ちになるんだな」と気持ちや心理を理解できるようになり、人を思いやる気持ちも育まれるのです。絵本が苦手な子には、図鑑やカタログなど、その子に合った本を選んであげましょう。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯05 本物体験の強化には
    【図鑑】がおすすめ

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    本物体験をするには、自然に触れるのが理想的ですが、海や山が近くになければすぐには体験できません。そういった場合は、図鑑を活用しましょう。1冊の中に、写真やイラスト、情報などがぎゅっと詰め込まれています。図鑑を見たあとで本物に触れたり、本物に触れたあとで図鑑を見ることで、本物体験が強化されて知識がぐんと深まります。最近の図鑑はバラエティが豊富で、DVDがついているものもあります。その分、お値段も張りますので、欲しがったものはすべて買ってあげたいところですが、まずは図書館で借りて、気に入ったものだけを購入するのでもいいでしょう。購入後は、気軽に読めるように、できるだけ手が届きやすいところに置くのがポイントです。

    親野先生おすすめグッズ
    【くもんのカード(くもん出版)】

    表面に絵、裏面に言葉がかかれた厚紙のカード。昆虫や電車、花や動物はもちろん、四字熟語やかずのカードなど、さまざまな種類が用意されている。

    くもんの自然図鑑カード こん虫カード¥1,100
    かずカード¥1,100

    子どもを勉強好きにする方法 ♯06 お風呂タイムに
    【数を数える】

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    実物がないところで「数詞」を順番に言うことが「唱える」、実物を見たり動かしたりしながら物の個数と「数詞」を一致させていくことが「数える」ということ。この実物を数える経験こそが、数に対する地頭を鍛えるうえでとても大切なのです。お風呂タイムは、数を数える絶好のチャンス。湯船につかりながら、1・2・3・4・5と指を折りながら数え、反対の手も使って10まで数えます。親と子どもの手を合わせると、20まで数えられますよね。順番に数えられるようになったら、逆から数えてみたり、2つ飛ばしにしてみたり変化をつけます。さらに、5本の指のうち数本をタオルで隠して、「今何本出ている?」「じゃあ隠れているのは?」と、5の分解と合成をしてみるのもいいでしょう。
    それができたら次は10の分解と合成です。つまり、10本の指のうち数本を隠して「今何本出てる?」「7本」「じゃあ、隠れているのは何本?」「え~と、3本」「ピンポーン」という感じです。 慣れてきたら、だんだん指を使わずに答えられるようにしていきましょう。そして、10の分解と合成が瞬時にできるようになると、繰り上がりの足し算や繰り下がりの引き算もできるようになります

    親野先生おすすめグッズ
    【くもんの玉そろばん120(くもん出版)】

    2色の玉を動かしながら数への興味を広げる玉そろばん。3ケタの数への理解を深めるために、くもんの玉そろばんは120まであるのが特長。

    くもんの玉そろばん120 ¥4,400

    子どもを勉強好きにする方法 ♯07 【アナログ時計】で
    時間の概念を学ぶ

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    「○時に家を出発して、○時に到着しました。さて何時間かかったでしょうか?」。大人が簡単に理解できる時間の量や単位も、子どもにとってはとても複雑。最近の時計はデジタル表示のものが多く、時間を数値として捉えることはできますが、量として把握するのは至難の業です。量として理解するうえで役に立つのがアナログ時計。子ども向けの時計は正しく時間を読み取れる工夫がされているので、マイ時計として持たせておくのもいいでしょう。「5分経ったらママに教えてね」「○時○分になったら出発するよ」など、日常的に時間に触れることで、時間の概念を学んでいきます。

    親野先生おすすめグッズ
    【スタディめざまし(くもん出版)】

    長針・短針のそれぞれと同じ色の数字を読み上げるだけで、1分刻みの正しい時刻がわかる学習時計。アラーム機能付きなので実用性も抜群。

    スタディめざまし¥4,400

    子どもを勉強好きにする方法 ♯08 【親子日記】で
    文章力がアップする

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    親子で日記を交換する「親子日記」は、コミュニケーションツールとして役立ちますが、文章力を養うという点においてもおすすめです。日記といっても、はじめは「おかえり」「いってらっしゃい」といった短い言葉のやりとりで構いません。コミュニケーションを取りながら、文章を書く力が自然と備わっていきます。ただし、未就学児ですから、文字がまったく書けない子や気分が乗らない子に、無理をしてさせる必要はありません。その子のやる気に応じて試してみましょう。

    子どもを勉強好きにする方法 ♯09 【カルタ・パズル・ポスターetc.】
    遊びグッズを活用しよう!

    今すぐできる! 子どもを勉強好きにする、9つの方法

    いろんなものを暗記するのに優れたグッズといえば「カルタ」です。子どもは勝ち負けのあるゲームが大好き。カルタはそういった子どもの習性を活かして、楽しく遊びながら覚えることができます。漢字や平仮名、花や昆虫、ことわざに四字熟語などさまざまな種類があります。暗記をするという点においては「ポスター」もおすすめ。トイレやお風呂に貼っておくだけで自然と覚えられます。ほかには、「パズル」や「迷路」は記憶力が鍛えられ、「積み木」や「ブロック」は、手先の器用さが養われるうえに、集中力や記憶力、空間認知能力も養われます。さまざまな遊びグッズをどんどん利用していきましょう。

    親野先生おすすめグッズ
    【学習ポスター(くもん出版)】

    文字や数字、言葉や地図などバラエティ豊富。リビングやトイレに貼る「学習ポスターシリーズ」だけでなく、浴室に貼れる「おふろでレッスンシリーズ」などもある、充実のラインナップ。

    学習ポスター アルファベット¥550

    知識の杭を打ち込むことで
    理解の幅がグッと広がる

    川に1本の杭を立てると、流れてきたものがそこに引っかかりますよね。親が子どもの生活の中に知識の杭を立ててあげれば、そこに自然といろいろな情報が引っかかるようになるのです。たとえば、天体望遠鏡で土星を見たとします。すると、テレビで土星のニュースが流れてきたり、図鑑で土星を目にしたときに、その子の中に打ち込まれた杭にひっかかり、興味と関心がグイッと引きつけられます。知識の杭は生活のありとあらゆる場面で打ち込むことができますから、カステラを切ったときに「分数の杭」、体重を測ったときに「キログラムの杭」など、たくさんの杭を立ててあげましょう。

    「楽勉」だって合う合わないはある
    無理にさせると「苦勉」に

    勉強好きになる方法をいくつか紹介しましたが、すべての子どもが関心を持つわけではありません。「楽勉」はあくまでも楽しみながら勉強が自然と好きになる方法。合わないものを取り入れて楽しめなければ、その子にとっては「苦勉」になってしまうのです。誰にでも、好き嫌いはありますし、合う合わないもあります。まずは、わが子をよく見つめましょう。何が好きなのか、どんなことに興味があるのか、その子の中に答えがあるはずです。

    生活や遊びの中で、ちょっとした工夫をすることで、子どもの興味と関心の幅がグッと広がる「楽勉」。子どもを見つめ、その子の興味と関心を知り、楽しめる内容を見つけて、さまざまな方法をチャレンジしてみましょう。子どもだけでなく、案外大人も楽しめますよ。


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    illustration/ZUCK text/Masayo Okegawa
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