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    MEGの英国式・子育てレポート vol.32「娘の買い物」

    MEGの英国式・子育てレポート vol.32「娘の買い物」

    イギリス・ロンドンで暮らすシンガーソングライター、デザイナーのMEGさん。3歳の娘さんとのママライフを紹介する人気連載32回目。今回は、長いロックダウンが明け、MEGさんと娘さんが楽しみにしていた週末のお出かけで買い物をした時のお話。
    シンガーソングライター、デザイナー さん
    シンガーソングライター、デザイナー
    MEG

    月刊コラム、32回目。

    7月、夏休みに入りました。
    皆さんはどうお過ごしでしょうか?

    ロンドンは、段階的にロックダウン状態から色々な規制が解除され、
    マスクをして、2メートルの距離を保ちつつの小売店での買い物はOKに。

    MEGの英国式・子育てレポート

    今月に入って、レストランも政府のガイダンスを守りながらであれば営業OKになりましたが、
    通りにはまだまだ人が少ないです。

    娘が待ちに待った、Flying Tigerもついに営業再開。
    開店したばかりのすいてる時間に早速、お買い物に行ってきました。

    今は、どこのお店も店内に入れる人数に制限があり、
    お店によって違いはありますが、入り口でハンドジェルや手袋、マスク、専用のかごなどが配布されます。

    タイガーに行くときは毎回、私が1つ、娘が1つ、しか買わないというルール。
    今回もそのルールに則って、選んだのは、恐竜のペイントセット2体。

    それを持って、楽しみにしていた週末のお出かけ。
    長いロックダウンが明け、お友達の家に行くのも、3ヶ月ぶり。

    好きな色をまぜて、真っ白な恐竜をペイントしていきます。
    娘は空前のピンクブーム真っ只中。

    MEGの英国式・子育てレポート

    白が入ると私の好きな色味になってくるなぁ。

    MEGの英国式・子育てレポート

    このあたりで、まさかの「娘、飽きる」の巻。

    MEGの英国式・子育てレポート

    なんとか、白がない部分まで塗り終えました。

    MEGの英国式・子育てレポート

    か、かわいい。。

    娘の保育園が始まったので、家族の生活も個々の時間が持てるようにもなり、
    私もやや、時間にゆとりができてきました。

    最近は、会員制アプリでボイスダイアリーなんかをやっているので、
    それ用にインスタグラムで質問を募集したりしているのですが、その中に

    「娘がキャラもののグッズを欲しがってしまうのですが、MEGさんはどうしてますか?」という質問がありました。
    今日はそれについてちょっと書いてみたいと思います。

    MEGの英国式・子育てレポート

    これですね、私は元々あまり家にごちゃごちゃとモノを置きたくない方なので、子どもグッズに関しても、最小限で、部屋の色味に馴染むものを、と選んでいたのですが、

    だんだんと娘に友達ができ、ナーサリー(保育園)でも1歳上の女の子と遊んだりするうちに、プリンセスブーム、ピンクブームも到来し、同時に、その小さなトレンドセッターたちのファッションと近いものを自分も着てみたいと言うようになり、つい昨日も「ホワイトじゃなくてね、◯◯ちゃんみたいな、ピンクの靴が欲しいノ!」と。

    うちには白かグレー、レザーの靴しか買ってないので、そうかぁ、、ピンクきたか、うむ。
    と思いつつ「好きなのを履いて、本人がハッピーならそれでいいか」と思い、そういう自然の流れで、その日の夜、小さな花柄のピンクの保育園シューズを通販で購入しました。(PCの画面をみせるとまぁまぁ控えめなシックなピンクを選んだのでほっとしたところもある)

    MEGの英国式・子育てレポート

    たぶん、こういう感じで、自分どうしたい!とかっていうこっちの細かいこだわりより、本人が気に入って、素直にハッピーで過ごせるのであれば、それでいいか、と親は思うようになる。その結果が、持ちものキャラ三昧!ってことなんだなぁ… あれは、ある意味、子どもたちの笑顔がみたい気持ちの集まりでもあるのだな、と私なりに理解しました。

    自分が欲しかったキキララのグッスを買ってもらった時の嬉しさや、好きな洋服を着て鏡の前に向かうときの嬉しさ… まぁ随分むかしの記憶になるけど、ほんのりは覚えていて、

    娘をみてると、そういうのがあるって、子どもたちにとっては、
    今の私たちが思うよりずっと大きなことなんだろうなぁと思いました。

    本人がその日に着たいものにはこだわりがあるので、毎朝、好きなのを選んでいるものの、服は家に届くものだと思っているようなので(通販で買うので)娘のクローゼットはまだ、統一感が保てていて。でもそれが自分で選べる、となると、また今後、信じられないくらい奇抜なファッショングッズなどを欲しいと言い出した場合とか「買い物としての話し合い」が必要になる時がくるのかもしれません。その価格に見合うのか等の現実的な話など、、、!

    ま、今のところ、娘は「食べたい欲」には強く主張があるものの、
    「物欲」はそこまでないようなので、それはこれからなのかもしれません。

    それもそれで、話し合うのがたのしみです。

    日々、いろんなことを英語日本語ミックスで話してくれるようになってきて、
    この時期のそのまんまの素直な感覚っていうのは尊いなぁ、と感じています。

    それではまた。

    追伸:インスタグラムの他に、1年間限定の会員制のグループを始めました。プライベートな日常の投稿はそちらで。

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