月刊コラム、22回目。
今回はキッズの誕生日会について。
っと、その前に。
何人かの友人から連絡があり、前回のコラムトイレトレーング編で
大事なことを書いてなかった!ので(笑)。
私が、近所のママ友に習ったイギリス式?のトイレトレーニング法。
ちなみに、妹が同じく2歳の息子のトレーニングが思うように進まず、どうしたらいいかと
悩んでたとき、これを教えたら、半信半疑ながらもやってみて、なんと2日で成功、
無事におむつを卒業し、トイレに移行できたという方法。
そう、それはつまり……
「初日からいきなりパンツを履かせる!!!」
でした。
こんな大きな違いを書かずして何コラム書き終えてたんだ。。。
自分どうかしてた説。
そうなんです、
日本だともうちょっと段階を経てステップアップしていくと聞きましたが、
私が教わったイギリス式。それは、まずは本人が気に入る「パンツ」を一緒に買いに行き、
さぁ今日から!と言う日におむつを脱ぎ、パンツを履いて、そのまま1日中すごす。
というもの。
もちろん、数日間はトイレに間に合わないことは承知の上でトライ。
なので、友人は日中、携帯おまる(前回のコラムを参照)を片手に、
サンダル&ワンピースでガーデンで遊ばせてたと言ってました。
おそらく、トレパン(トレーニングパンツ)よりも感覚がつかみやすく、
私の予測ですが、トイレに行く目的が自覚しやすいのだと思います。
うちの娘は初日、可愛い花柄のパンツが濡れたことが相当ショックだったらしく、
焦ってトイレに走るようになり、2日目からはちゃんと間に合うように。
(もちろん夜は、まだ膀胱の成長が追いついてないと出てしまうものなので、
おむつはしばらく出なくなるまでは必須です)
どうもトイレの前で一緒にねばっていると、遊びだしたりして待ちきれない、
なかなか移行ができないな、という方は是非ぜひ、このイギリス式、
いちかばちかお試しください(笑)。
さて、今月のコラムの本題へ。
今日は、キッズたちのバースデーパーティーについて。
先日、友人の息子さんのガーデンバースデーパーティーに招かれました。
私の周りも、同じ頃に妊婦生活を共有し、一緒に育ってきた子たちが
徐々に3歳になるタイミングになり、ナーサリー(保育園)にも通い始めたりで、
お友達も増え、家族だけの会の他にも、付き合いのある大勢とお祝いする機会も必要に。
イギリスの子ども達の誕生日会は、ほとんどの場合、誕生日を迎える子の両親が
何ヶ月前からか計画、場所やケータリングをセッティングし、招待状を書き、
お土産をオーダーし、それ用に袋詰めし……などなど、色々と忙しくするものなのです。
お家に招くパターンの場合は、お料理やケーキの手配の他にも、
子ども達のために、お庭に大きな空気の入ったジャンピングトイを手配したり、
バルーンアーティストを呼んだり、手品師を呼んだりする人も。
あとは、スケートリンクを貸し切ったり、インドアプレイやパブを貸し切ったりする場合も。
あと、天気のいい季節生まれの子は、ガーデンパーティーができるので、
この時期色々な公園でお誕生日会の光景をよく見かけます。
招く方も参加する方も、親が同伴になるのでだいたい仕事がお休みの土日に開かれるのもあり、
お誕生日会が重なって「今日は3件ハシゴ!」というお友達もいました(笑)。
招かれるほうはまだ良いけど、自分の子のときは、なかなか大変;という声を聞きます。
そうだと思うなぁ。
日本だと誰かを祝う時の方が考えることが多かったりしたので、私は新鮮でした。
キッズの定番ピザ。うちの娘も大好きです。
ピザづくりのアクティビティを仕込むって話も聞いたことあるなぁ。
そういえば、こないだお友達の家でピザづくりをしました。
サワードゥのピザ生地を伸ばし、カットし、自由にデコる。
トマトソースを塗って、チーズを並べて。。
できた、できた。
クッキングは楽しめて、ご飯もできるという一石二鳥なアクティビティ(笑)。
このくらいなら2歳児でも自分でできる楽しさがあるのだと思います。
私がこっちに来て、誕生日会に参加するようになって面白いなぁと思ったこと。
それは、プレゼントの渡し方です。
この様に、会場に到着次第、決められた一角に山にしていく方式。
特に、本人に渡してそれをその場で開けて会話、みたいなことが必須ではありません。
各自置いたり、親が受け取って置いたり。
慣れると、その方がその場で開けられる照れ臭さもなく、
散らかることもなくゴミもでないので、好きな慣習だなぁと思っています。
大人の飲みものは、シャンパンか、スパークリングのドリンクなど。
これはエルダーフラワーのスパークリング、美味しい。
誕生日会は、同時に、大人同士の会話の時間でもあります。
近くの小学校の話題や習い事の情報交換などなど、話題が尽きません。
子どもたちは、ボールであそんだり遊具で遊んだり、走り回ったり。
それも屋外ならでは。
ケーキタイムは日本と同じで、バースデーソングを歌い、キャンドルを吹き消す。
ケーキの登場の合図で子ども達が歓喜して大集合するのが楽しい。
そういえば、ときどき、娘をナーサリーに迎えにいくと、先生から
「今日誕生日の子がいたから」と、帰りにケーキを渡されることがあります。
自分の子どもの誕生日には、学校に自作したカップケーキをクラス全員分持たせて配る
という習慣もあるので、ある友達は前日に、よなべして頑張って”量産”しておりました。
うむ、これはなかなか大変な事が始まるぞ、、、と
子どもが成長し、少しずつ社会に出て行くのと同時に、いまからドキドキしています。
そんな感じで、秋ですね。
それでは、また。