月刊コラム、33回目。
8月になりましたね。
皆さんいかがお過ごしですか?
ロンドンは、ストップしていた街が新しいガイドラインのもと、復帰し始めています。
私の住んでいるエリアも、感染者数は8月15日現在「10万人に6人」くらいになっており、まだ閉店したままのお店もありますが、街の雰囲気は一時期よりは活気をとり戻しつつある様子があります。
その中で、私が気づいただけでも街に幾つか変化が生まれているので、今日は近況に加えて、その新しい方式を少しだけレポートしてみたいと思います。
娘はこの夏休みはナーサリーの他に週に2日ほど、ロンドン郊外の屋外アクティビティで遊べるサマースクールに通っています。
泥団子をつくったり、虫を観察したり、水遊びをしたり。
どれも初めてのことばかりで、知らない友達の中で、楽しさと同じくらい不安もある、という様子の娘を、成長だなぁ、、と思うのとともにドキドキしながら見守っています。
初日、いきなり何かの虫に刺されて帰り、ひどく腫れました。。。
おぉ。。
焦ってGP(地域で割り当てられた無料の診療所)に連絡したところ、写真をメールでドクターが確認してくれ、抗生物質の処方箋を最寄りの薬局に送信してもらえたので、それを塗っているうちに治ってきました。
知らなかったのですが、蚊に刺されるのって、体質にもよりますが、最初赤ちゃんの頃などはそういう事もあるらしく、大人になるにつれてだんだんと腫れなくなってくるものなんですね。
私は田舎で蚊に刺されまくって育ったので、日常茶飯事でしたが、娘のように住宅街で暮らしていると、公園以外で自然と触れる機会がなく、涼しいからか基本的に蚊がいないので、虫刺されに対する免疫が全くなかったようでした。納得。手がみるみる倍くらいに腫れたので、めっちゃびっくりしました。。
現状、感染の恐れがあるので、基本的に歯医者などもまだ、緊急の患者しか来院は受け付けてもらえません。今回、メールで診療してもらえるようになっていたのは、非常に助かりました。娘がナーサリーに行っているうちに、薬までもらえるとは思ってなかった。
イギリスは医療が無料だからすぐに出来たというのもありますが、メールやカメラを利用して足を運ばずにできる方式は、日本でもすぐに対応してもらえたら、すごく助かる人も多いんじゃないかと思います。特に子連れでの待ち時間は、もうほんと、こういう状況下じゃなくても大変ですもんね。
この間の土日は、散歩がてらブランチを食べに出かけました。
1メートルの間隔を保ってテーブルを置かなければならない政府のガイダンスに伴って、公道にもテーブルが出せるようになったので、このお店も外の席が増えていました。
パンケーキとベーコン。
甘塩っぱくて美味しかった。
ロックダウンしてから、とにかく歩くことが増えました。
15分くらいなら、バスを使わず歩いたりしています。
この季節はいいですね。
新しい方式といえば、レストランもそうです。
店員さん含め複数のお客さんで同じメニューを廻し触るというのも、言われてみれば確かにリスクがあるので、メニューは手持ちのスマホでオンラインで確認してね!の方式。
このQRコードをカメラで読み込むとメニューがでてきます。
使い捨てる紙などに比べるとエコだし、いいですね。
それに加えて、もしこのお店で感染が判明した場合にそのタイミングで来店した人が通知を受けられる、電話番号と名前の登録フォームもでてきました。Wi-fiを選択接続するとフォームがでてくるお店などもあり、政府のガイダンスに基づいて再開したほとんどのお店で実施されていて、特にわずらわしさもなく、簡単に登録完了しました。
ロンドンはデリバリー綱もそうですが、オンラインサービスがすごい勢いで整備されてきているのを感じます。
私の注文したベジーブレックファースト。
魅力的なものが皆無で、娘のテンション、下がるの巻。。
夏の公園。
先月まで、パーキングが封鎖されていたのもあり、家から歩くにはちょっと距離があるので、久しぶりでしたが、天気の良さに誘われて、娘に歩く気があったので来れました。。笑
橋の上にて。
ボートを見ているのかとおもいきや、
「お水、ちょっとアレ、dirty(きたない)だね」
おぉ、、、、、、了解。。笑
そんな感じで、一瞬30度超えした今年のロンドンの夏ももう終了、これから秋に入ってしまうのでしょうが、日本はまだ夏が楽しめそうですね。いいなぁ、今年はかき氷食べられなかった。かき氷、わらびもち、焼肉。。今年は日本に帰る機会を逃したので、恋しいです。
同じく、日本にも新しい暮らし方が生まれているのかな、日本の街の変化も気になります。
それでは、また来月。
追伸:インスタグラムの他に、1年間限定の会員制のグループを始めました。プライベートな日常の投稿はそちらで。