ハロウィンも終わり、速攻で肌寒い季節に突入したロンドンの11月。日本にいると、紅葉(こうよう)の話題があったりしますが、気づけば街は冬景色… 寒。
園芸ショップでは、明るい秋がありました。
このお店はきれいな造花が多いのも有名で、この実も本物に見えちゃうリース。食べられないよ。
そして園芸ショップの帰り、
青果店で気になるフルーツが……!
お、おぉ、、これ、すごくないですか… 名称を見て、二度見、三度見。というか、ヘビそのまんまの表面!!!! 今の季節のフルーツなのかな、初めてみたので、シェアしておきます。。
そのほかの近況としては、久々に新しいスニーカーを買いました。
これです、スロバキアの靴メーカーのローカット。
「創業時からずっと靴の寿命を延ばすことを念頭において、デザインしている」という理念にまず興味をもって、インソールが交換できたり、長く履くことが可能な天然ゴムを使っていたりと、デザインも素敵。
私の買ったこのモデルは、天候の変わりやすい地域の人に向けてつくったスニーカーとのことで、それはロンドンで履くしか!と購入の決め手に。
そもそも、娘のベストフレンドのお母さんの地元がスロバキアということでの親近感もあったんだけど、デザインも好きだし、確かに汚れやすい部分がゴムの切り替えになっていて、かかとには金具がついていて、干すのに便利とか、なんという気が利いた… そういう心遣いに惚れました。
早速の雨の日に(雨の日の連続…)活躍しています。子ども用も欲しいなぁ~。(わが家はハロウィンが終わった翌日、早々にクリスマスツリーを出した、早すぎることは知っている……)
そんなこんなで先日、娘の学校で「10月のハーフターム (休み)にどこで何をしたか?」を書いて、発表するという課題がありました。
娘が発表したのは、一時帰国で立ち寄った「金沢」旅行での気づき。
ロンドンに住む先生やクラスメイトからすると、日本では当たり前な「自動販売機」があちこちにあり、お寿司やパスタ、オムライスなどの多様性がある事は珍しいので、それについて学校で発表したようでした。
ロンドンにもお菓子やジュースの自動販売機は、駅や空港など人の流れが多い場所にはあったりしますが 、それは壊されて商品やお金が盗まれるという心配が少ない場所なためで、日本のように、道のあちらこちらに設置されているのは、治安のよさから。
冷凍食品やフレッシュなデザート、生花などがあるのも、日本の物流網が整っていることと関係している、そんな発表をたぶんして Head Teacher Award というステッカーをもらって帰ってきました。
驚いた、アリガトウ、食べ歩き!(笑)
今回の金沢では、本当にいろいろ食べまくったのだけど、そんな中で知らぬ間に刺激を受けていたようで……よかったです(笑)。
この時は、生麩の団子をたらふく食べたあと(あの店に戻っておかわりすると言っていたのを必死で止めた)、立ち寄った和栗のモンブラン。
金沢は、親子で食を楽しむことができる体験型の場所が多いな~と感じました。順番待ちのシステムも、外国人にわかりやすい機械式(英語切替有)になっていて、旅行客が多いのにも納得。今回はあまり時間がなかったのだけど、次回はゆっくり古道具とかも見てまわりたいなぁ。
この日のごはんは、手巻き寿司。有名な市場からも近い「Coil (コイル)」というお店。
自分で 手巻きSUSHI をつくるという体験型のお店。まずは、メニューから好きな寿司の具を選ぶ。もうこの状態で楽しい……。
娘は、たまご、キュウリ、甘エビなどをチョイス。私は大葉だな。
次は、お茶。好きな茶葉を選び、スプーンでお茶、杓子でお湯を注ぎ入れて、テーブルへ運ぶ。お店の人も英語を交えて優しく教えてくれる。
子ども用のお店ではないけれど、家族みんなで楽しめそう。お茶を楽しんでいる間に、天ぷらや手巻き寿司、海苔が木箱で運ばれてきました。
こんなような。
海苔&ご飯はすでにつくってあり、木箱の中に綺麗に入っていました。なので、具材をのせて巻くだけ。すぐに巻くという体験ができるのもよき。
真ん中に並べすぎると、端っこが海苔ゴハンだよ。
日本を訪れる外国人が増えている中、こういった一連の食体験を提案してくれるお店は有難い存在ですね。
お茶の入れ方、モナカのお吸い物をお椀でつつくこと、寿司のつくり方、ひとつずつをどうやってやるのか?を、説明を聞きながらやって見てる娘をみると、私たちがやってきた何気ないことの中に文化があるのだなと、改めて気付かされました。
楽しかったな、金沢。また行きたいな。
もう12月になりますね、次回はクリスマスホリデーの話などかけたらなと思います。ハッピーホリデーズ!