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    【 きょうだいができる前に読みたい絵本8選 】お兄さん、お姉さんになる準備をしよう

    【 きょうだいができる前に読みたい絵本8選 】お兄さん、お姉さんになる準備をしよう

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    ママがふたりめを妊娠したら、ひとりっ子だった子はお兄さん、お姉さんになります。きょうだいができることに不安を感じる子もいれば、嬉しい気持ちになる子もいます。今回紹介するのは、そんな【きょうだいが生まれる前の子どもの心境】をテーマにした絵本。モデルであり、ママでもある絵本ソムリエのアンヌさんに紹介していただきました。これを読めば、お兄さん、お姉さんになることがどういうことなのかをストーリーを通じて理解し、心の準備ができるかもしれません。ママもひとりめの子どもの心のケアについて考えさせられるはず。親子でぜひ読んでみてください。

    きょうだいができる前に読みたい絵本 01 「おさがり」をあげる兄の気持ちを表現 『ピーターのいす』

    ピーターのいす』 作・絵:エズラ・ジャック・キーツ 訳:きじまはじめ(偕成社)対象年齢:3歳くらいから

    「妹が生まれたピーター。気づけば、つぎつぎに自分のものが妹のものになっていきます。ぼくのゆりかごだったのに、ぼくの食卓椅子だったのに。がっかりしたピーターは、残った大事なものと犬のウィリーを連れて家出します(でも家の前ですけどね!)。ところが、持って出た子ども椅子に座ろうとしたとき、はっと気づきます。そして、とってもいいことを思いつくのです。お兄さんになるまでの気持ちの成長を、詩的に描いた作品。ペイントやコラージュと、工夫を凝らした絵もレトロでセンスが光ります。世界的に高く評価された作家のロングセラーです」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 02 お姉さんになるために成長する姿に心打たれる作品 『ちょっとだけ』

    ちょっとだけ』 作:瀧村有子 絵:鈴木永子(福音館書店)対象年齢:3歳くらいから

    「なっちゃんのお家に赤ちゃんがやってきました。嬉しいけれど、赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんには、今まで通り頼ってばかりはいられません。小さいながらも、お姉さんとして『ちょっとだけ』がんばってみる健気な姿と、『ちょっとだけ』と遠慮がちにお母さんに甘える姿に心打たれないではいられない、愛情あふれる作品です。お姉さん、お兄さんになる気持ちを支えてくれると同時に、親としても気づきがあり、ふと立ち止まって上の子に目線を合わせることができるでしょう」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 03 「おとうと」が大きくなったらやりたいことがたくさん! 『おとうとがおおきくなったら』

    『おとうとがおおきくなったら』 文:ソフィー・ラグーナ 絵:ジュディ・ワトソン 訳:当麻ゆか(徳間書店)対象年齢:5歳くらいから

    「テオの弟は生まれたばかり。毎日ミルクを飲んでは寝ての繰り返し。ママが言うには、もう少し大きくならないと一緒に遊べないんだって。そこで、テオは夢を膨らまします。弟が大きくなったら、こんなこと、あんなことして遊ぼうと。ジャングルへいったり、ほらあなの秘密基地にひそんだり、海辺の城で悪者退治。それから……。心のなかで弟とともに大冒険をします。お兄さんになったことへの心の喜びを目一杯描いた作品。たくさんの動物たちが描かれた色彩豊かな絵も、見応えたっぷりで楽しいです」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 04 「思いやりの心」の美しさを学べるお話 『花さき山』

    花さき山』 作:斎藤隆介 絵:滝平二郎(岩崎書店)対象年齢:5歳くらいから

    「山菜を取りに山に入っていったあや。気づけば道に迷っていました。そこにふとあわられた山姥。なんでもお見通しだと言います。あやが『自分はいいから、妹に新しい服を買ってやって』とお母さんに伝えたやさしい心。また、ある双子のあんちゃんの方が、おっかさんのおっぱいを弟に譲って、我慢している心。人への思いやりの心が芽生えた瞬間、山姥の足元に、美しい花がひとつ、またひとつと咲くのだと。あやの心もひとつの花に……。滝平二郎さんのきりえも美しい、なんとも味わい深い心打たれる名作です」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 05 ママにかまってもらえない寂しさを描いたストーリー 『おねえさんになるひ』

    『おねえさんになるひ』 文:ローレンス・アンホルト 絵:キャサリン・アンホルト 訳:吉上恭太(徳間書店)対象年齢:5歳くらいから

    「ある日、ソフィーはお父さんとお母さんから秘密を教えてもらいます。冬が来る頃に、赤ちゃんが生まれるんだと。待ち遠しくてたまらなくなったソフィー。でもいざ赤ちゃんが生まれてくると……。気持ちの揺れを四季の移り変わりに重ねて描いた作品。かまってもらえず、寂しくなったソフィーの大きな叫びは印象的です。本当の意味で、お姉さんお兄さんになるには、それなりに時間が必要。急に上の子としての自覚が芽生えるわけではありません。ソフィーも長い成長のプロセスを経て、弟を愛おしむように。やさしい水彩で、家族の温もりを感じさせる絵も和みます」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 06 あかちゃん想いのうさこちゃんが愛らしい! 『うさこちゃんとあかちゃん』

    うさこちゃんとあかちゃん』 作・絵:ディック・ブルーナ 訳:まつおか きょうこ(福音館書店)対象年齢:2歳くらいから

    「お馴染みブルーナのうさこちゃんシリーズ。今回はうさこちゃんのお家で、もうじき赤ちゃんが生まれます。うさこちゃんは大喜び。家中踊って歩き、あかちゃんのために絵を描いたり、毛糸でネズミをつくってあげたりして誕生を待ちわびます。幼い子がお姉さんになるまでの気持ちを、とってもシンプルに分かりやすく紡いでいる、言うまでもなく愛らしい作品です」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 07 お腹のなかの赤ちゃんの気持ちを描いたお話 『おへそのあな』

    おへそのあな』 作:長谷川義史(BL出版)対象年齢:4歳くらいから

    「お母さんのお腹の中にいるのは、まだ生まれる前の赤ちゃん。おへその穴からじっと外を覗いています。見えるのは、逆さまだけど。お兄ちゃんは赤ちゃんのためにロボットをつくっています。お姉ちゃんも、お父さんも、楽しそうに赤ちゃんを待っています。いい匂いもするし、いろんな声や音も聞こえてきて……。赤ちゃんは、きっとこんなことを感じながら生まれてくるのかなぁと想像してワクワク。ユニークなお話です」

    きょうだいができる前に読みたい絵本 08 赤ちゃんのために我慢をするネコのお話 『ねえ、だっこして』

    ねえ だっこして』 文:竹下文子 絵:田中清代(金の星社)対象年齢:2歳くらいから

    「いつも撫でてくれるやさしい手、ふっくらあたたかいクッション。世界一素敵な場所。それはお母さんの膝の上。でも、最近は赤ちゃんばっかりがそこにいます。そばで眺めながら寂しい思いをしている猫の気持ちを描いた絵本。でも私はもう大きいからと、赤ちゃんにお母さんを譲ってあげる姿は、お姉さん、お兄さんになる子どもの心と重なります。それでも、少しでいいから抱っこして欲しい。上の子も下の子も同じように大事だと再確認するような心に響く作品です」


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    PROFILE
    アンヌさん
    モデル・絵本ソムリエ。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
    photography/Chiharu Fukutomi、text/Anne
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