
1品から3種類できる chioben 山本千織さん流 常備菜【焼き漬け】
2017.02.02 Thu
東京・代々木上原を拠点にお弁当の販売をしているchioben(チオベン)。彩り鮮やかな美しい盛りつけと斬新な味がロケ弁やケータリングでも大人気です。そんなchiobenを営む料理人・山本千織さんの常備菜レシピをご紹介します。どのレシピも、食材を変えて応用できる調理法ばかり。まずは基本の調理法をマスターして、四季の移ろいに応じて“chioben常備菜”のアレンジをお試しあれ![基本の調理法:焼き漬け]
【基本の調理法:焼き漬け】
『カボチャの甘酢漬け』
カボチャの甘みと甘酢の組み合わせは子どもにも人気。カボチャ以外にも芋類や根菜、パプリカなどの野菜でもおいしくできます。カボチャは日が経つにつれ、煮くずれしやすくなりますが、ボソボソになった状態がアレンジ調理で活きてきます。常備菜づくりは、時間の変化も味方にしましょう!
※保存期間:約1週間
材料
できあがり量400g
- カボチャ…1/4個
- みりん…1カップ
- ざらめ…大さじ1
- 酢…3/4カップ
- 塩…小さじ1
- 揚げ油…適量
つくり方
- カボチャは1cm幅くらいにスライスし、一口大の大きさに切りそろえる。
- 200度に熱した油で1.を素揚げする。
- みりんとざらめを鍋に入れて中火にかけ、半量くらいになりとろみがついたら、酢と塩を入れて1分ほど煮る。
- 2.を3.に漬け込めば完成。できたてはもちろん、冷蔵庫で冷やして食べても美味!
【アレンジレシピ】
かぼちゃの甘酢漬けを使った
カボチャとプルーンのサラダ
ほんのり甘い、スイーツ感覚の一品
『カボチャとプルーンのサラダ』
サンドイッチの具にもオススメ。朝食やランチに活躍。
材料
- カボチャの甘酢漬け…15切れ(約140g)
- 赤タマネギ…70g
- プルーン…3粒
- マヨネーズ…10g
- バター…10g
つくり方
- 赤タマネギは薄くスライスして水にさらし、しっかりと水切りをする。
- カボチャの甘酢漬けは軽く潰し、プルーンはザク切りにする。
- 1.と2.をボウルに入れ、マヨネーズ、バターを加えて軽く混ぜ合わせれば完成。
※バターは完全に混ざり合わなくてもOKです。ときどきダマになったバターが感じられるくらいの方がおいしい。
【アレンジレシピ】
かぼちゃの甘酢漬けを使った
揚げ豚とカボチャの甘酢絡め
つくり置きの最終日は、このメニューで〆る!
『揚げ豚とカボチャの甘酢絡め』
ごはんの進むおかずです。丼にしたり、お弁当のおかずにもぴったり!
材料
- カボチャの甘酢漬け…18切れ(約160g)
- カボチャの甘酢漬けの漬け汁…大さじ1
- 豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用、ロースの薄切り、バラ肉など)…130g
- 酒…大さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- 片栗粉…大さじ2
- 揚げ油…適量
つくり方
- 豚の薄切り肉は一口大にカットし、酒としょうゆで下味をつける。
- 1.に片栗粉をまぶし、180度に熱した油でカラッと揚げる。
- 2.とカボチャの甘酢漬けを混ぜ合わせ、甘酢漬けの漬け汁を加えてざっくりと混ぜ合わせる。漬け汁は残して、器に盛れば完成。