
連載記事
3兄弟ママ・まりげさんの怒らない育児 Vol.1 「”時間がない”を回避する方法」
2019.05.10 Fri
やんちゃ盛りの長男、次男、9カ月の三男を育てながら、旦那さんの農作業や漁業の手伝い、家事、そしてマンガ制作までやってのけちゃうまりげさん。目が回るほど忙しい日常にイライラしてしまいそうなものですが、まりげさんは子どもたちをあまり怒りません。子どもが言うことを聞かなかったり、駄々をこねた時、まりげさんは子どもたちをどのように諭しているのでしょう? この連載では、子どもを怒らず、自らもリラックスして子育てを楽しむ方法を教えてもらいます。心がフッと軽くなる、子育ての発見があるはずです。
【 イライラしない育児 】と聞くとなんだか自分を責められているように感じませんか?
わたし自身そうでした。
なぜならわたしはいつも余裕がなくイライラしていたから。
白状すると長男が2歳の頃には、こんなこともありました。
次男がまだ生まれたばかりで何もかもうまくいかなかった雨の日。
突然キレたわたしは長男の目の前でオモチャを床に投げつけ壊してしまいました。
子どもは可愛かったけれど、その反面感情をコントロール出来ずに落ち込む日々。
「もう限界。子どもといることに疲れた」そう感じて子どもを夫に押しつけるようにして家出したこともありました。
(漫画喫茶で一日頭を冷やしてトボトボ帰宅しました)
そんな自分があたかもやさしい母親であるかのように【 イライラしない育児 】なんて語っていいのだろうか。そんな風にも思いました。
しかし、そんなわたしの元に日々読者のお母さんからお悩みがダイレクトメッセージやコメントが届きました。
「本当は子どもを欲しいけれど、ちゃんと育てる自信がない」
「今日もまた感情的になって手をあげてしまいました。そんな自分に自己嫌悪で子どもの寝顔を見ていたら涙が出てきました……」
そこには育児がつらくて家出したときの自分の姿と重なるお母さんの姿がありました。
それからわたしは【 イライラせずに子育てがたのしくなる方法 】を探しはじめました。
その結果一番自分の心を軽くしてくれたのが
【 心理学 】でした。
「心理学のメソッドを取り入れると子育てのイライラが減る」それが実感していることです。
わたしは先人たちが見出した心理学の知識を紹介しているだけに過ぎませんが、この知識が育児に奮闘中のお母さんたちに届くことを願っています。
第一回目は【 “時間がない”を回避する方法 】を忙しいお母さんたちでもパッと読めるようにマンガにしていきますね。
時間がないから焦るのかと思いきや、【 焦ることによって時間がないという感覚が生まれ、脳の生産性が低下してしまう】そうです。
わたしはすぐに「あれもしなきゃこれもしなきゃ!」となりがちなんですが、そんなときほど頭の中の交通整理が必要なんだと感じました。
それではまた次回!
[連載]3兄弟ママ・まりげさんの怒らない育児 は、毎月第2金曜日に更新です! 次回もお楽しみに♡