こんにちは、まりげです。
今回はヒステリックになってしまった、ある朝の話です。
インスタで「子育てでイライラを感じるのはどんな時ですか?」と質問した結果、余裕がなくなってしまう【 状況 】として、この3つの回答が多く寄せられました。
その1:朝や夕方、寝る前など時間に追われている時
その2:自分が睡眠不足や体調不良でコンディションが悪い時
その3:子どもというより夫に対して
その日はまさにその3つの要素がすべてが揃っていました。
三男が活発になってきたので、夜中に仕事をし午前3時に就寝。
夜泣きや授乳、そんな日に限っておねしょもあったのでシーツなどを洗い、洗濯機をまわしてソファに倒れこんで目覚めると出かけなければいけないギリギリの時間でした。
その日は、いつもより早く家を出なければならず、夫に”子どもたちを車に乗せて”とお願いしていたのですが、数分経っても次男が車に来ない……。
一体何をしているのかと家の中に戻ると、次男はオモチャで遊び、夫は仕事机に戻ろうとしているところでした。
そこで怒り爆発。
険悪な雰囲気になってしまいました。
普段なら冷戦がはじまるところですが、かろうじて残っていた理性の部分でこの連載のことを思い出しました(笑)。
まず、心理学的に【怒り】とは一体なんなのか?
重要なポイントは”怒りはコントロールできる”ということです。
「いやいや、感情は自然に湧き上がってくるものだからコントロールなんてできないよ」
わたしも最初はそう思いました。
しかしこんな場面はありませんか?
本当に怒りがコントロールできないものならば、急ににこやかに挨拶なんてできないはずですよね。
つまり、怒りの感情はコントロールできないどころか、自分が主導権をもって、相手によって出したり引っ込めたりして「使って」いるのです。
怒りの根底には【 一次感情 】と呼ばれる心配、失望、焦りなどの感情があります。
これらの感情が、満たされない時に【 怒り 】という二次感情を使って相手に伝えよう、わかってもらおうとするのです。
その後、気晴らしに出かける約束をしました。
“怒りの前の感情”に目を向け、相手を非難せずに「わたしはこう思っているの」と素直に伝えると相手も受け入れやすいようです。
【 まとめ 】
怒り(二次感情)の前の気持ち(一次感情)に目を向ける。
そうすると、自分が怒ることで何を伝えたかったのか本当の気持ちが見えてくる。
参考文献
『0歳からのアドラー流 怒らない子育て』
(岩井俊憲監修/三宅美絵子著/秀和システム)
【育児漫画連載】3兄弟ママ・まりげさんの怒らない育児 次回もお楽しみに♡
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