パパがテーマの絵本 01 パパはすごいところがいっぱい! 『うちの パパって かっこいい』


『うちの パパって かっこいい』 作・絵:アンソニー・ブラウン 訳:久山 太市 (評論社) 対象年齢:3歳くらいから
「『うちのパパってかっこいい!』と坊やが紹介してくれます。綱渡りもできちゃうし、プロレスラーだって負かしちゃう! お馬さんぐらい大食いで、お魚みたいによく泳ぐ。なんでもできて、強くて、楽しいんだと。このくらい子どもにとってパパはスケールが大きい存在。子どものことを精一杯愛しているパパへ、ユーモア満載の賛歌です」
パパがテーマの絵本 02 父子で楽しく遊ぶ様子を描く 『おとうさん あそぼう』


『おとうさん あそぼう』 文:わたなべ しげお 絵:おおとも やすお (福音館書店) 対象年齢:1歳くらいから
「クマくんの絵本シリーズの一冊。ここではパパと遊びます。足の上にのって一緒に歩いてみたり、たかいたかいや肩車。パパが得意とする体を使った遊びが描かれていて真似してみたくなるでしょう。最後にはよくある微笑ましい姿が。小さい子向けにシンプルに描かれた楽しくてほっこりする作品です」
パパがテーマの絵本 03 いろいろな動物のパパが登場! 『おとうさんのえほん』


『おとうさんのえほん』 作:高畠 純(絵本館) 対象年齢:2歳くらいから
「子どもを一生懸命楽しませようとしてくれる世のパパ。それもユニークな思いつきで。でも、同時にちょっとズッコケたところがあるのもチャームポイントです。ここではゴリラ、ペンギン、シロクマ、ワニ……といろいろな動物が登場し、子どもをあやす姿を描いています。その展開に思わずクスッ。パパあるあるが魅力的な一冊です」
パパがテーマの絵本 04 ちょっぴり泣ける! パパのお仕事のお話 『パパのしごとはわるものです』


『パパのしごとはわるものです』作:板橋 雅弘 絵:吉田 尚令(岩崎書店)対象年齢:3歳くらいから
「子どもにとってのパパはいつだって正義の味方に見えるもの。でももし悪者だったら? 学校の宿題でパパの仕事をこっそり追跡することになったぼく。ついていくと大きな体育館へ。そこでパパがやっていたのは、ずるいことばかりするヒールレスラーでした。悲しくなったぼくの目に映ったのは観客たちの楽しそうな顔。パパの活躍振りを理解するまでの、心の動きを描いたお話。父と子のやりとりにもほのぼのとします」
パパがテーマの絵本 05 パパが素敵なお願いごとを叶えてくれる! 『ボードブック パパ、お月さまとって!』


『ボードブック パパ、お月さまとって!』 作:エリック・カール 訳:もりひさし (偕成社) 対象年齢:3歳くらいから
「『すごいことをやってのけてしまう』と子どもが思うのはやっぱりパパ。ここでも活躍します。ある晩、モニカはお月様をとても近くに見つけると、一緒に遊びたいと思います。でも手が届きません。そこでパパにお願いしてみると……。長いはしごを持ってきて、高い山に上り、上へ上へ。月を持って帰るいい方法をお月様に相談します。月の満ち欠けを知ることもできる、夢ある仕掛け絵本。丈夫なボードブックもおすすめです」
パパがテーマの絵本 06 パパが7つの「おはなし」をしてくれる! 『とうさん おはなしして』


『とうさん おはなしして』 作:アーノルド・ローベル 訳:三木 卓 (文化出版局刊) 対象年齢:3歳くらいから
「眠りたくない7匹のネズミの子どもたち。『ひとつおはなしをして』とパパに頼みます。すると1匹に1話。全部で7話ものお話をするとの返事! その内容はほっこりするものから、奇想天外のものまでさまざま。どれも意表をつく可笑しみに溢れていて、さすがとうさんと唸ってしまいます。『がまくんとかえるくん』シリーズでお馴染みの作者による絵も、たまらなく可愛い作品です」
