お家遊びがテーマの絵本 01 無限の可能性を秘めた白い紙 『しろいかみのサーカス』
「お家遊びは、白い紙一枚でも十分です。ここでは、簡単なのに工夫を凝らした豊かな遊びに変身させてしまいます。折ったり、向きをかえてみたり、重ねたり。切って伸ばして、丸めてみたり。さまざまな表情に様変わりする紙を、分かりやすい言葉で紹介してくれています。どこでもだれでも、さぁ試してみて!」
お家遊びがテーマの絵本 02 ひと味違うピッツァをつくろう 『ピッツァぼうや』
「外に出れない日はユニークな遊びで気分転換を! ピートは雨で友達と遊べずご機嫌斜め。そこでパパは思いつきます。ピッツァづくりです。しかもピートで! さてそのレシピは? 読みながら、ドキッとしたりクスッと笑ったり。親子で真似してみては? きっと楽しい雨の日が過ごせるはず。数々の児童書を手がけた作者が90歳のときの作品。遊び心と独特の絵のタッチにほっこりします」
お家遊びがテーマの絵本 03 創造力が高まる! 『かおノート』
「人気ユニットによる、参加型絵本。開いてみるとページごとにいろいろな顔の輪郭が。よく見てみると、ときにはキャベツだったり、リボンだったり、タワシということも。そこに好きなように表情をつけていきます。ペンやクレヨンで描き加えたり、色紙をコラージュしたり。添付の顔パーツシールを貼ってみても。表現は自由です。工夫していくといろんな顔が出来あがって、笑いが止まらなくなりそうですよ」
お家遊びがテーマの絵本 04 レシピにもなるお話 『サンドイッチつくろう』
「外遊びができない日は、最高のクッキングデー。サンドイッチなら小さい子でもできそうです。冷蔵庫の中を覗いて、中にあるものを出してみましょう。卵、キュウリ、レタス、ニンジン。ゆで卵はどうつくるのかな? 炒り卵は? ポテトサラダは? 大人の少しのヘルプがあれば十分。お好みサンドがつくれてしまう、簡単レシピ絵本です」
お家遊びがテーマの絵本 05 想像力を膨らまして遊ぼう 『ふねなのね』
「何もたくさんのオモチャがないといけないわけではありません。ここで出てくるのは、ひとつの箱だけ。男の子が『ふねなのね』と言って乗り込みます。すると川が生まれ、すいすい進みます。ワニが現れ、ハラハラドキドキ。でも、仲間に。そしてすごい波がきて、さあ大変! 想像で物語がどんどん展開し、大冒険ができる愛らしい作品です。ほかにも『バスなのね』、『おうちなのね』もおすすめです」
お家遊びがテーマの絵本 06 カッターを使ってみるのはいかが? 『CUT AND CUT!キッターであそぼう!』
「カッターメーカー・オルファのこども向けカッター『キッター』と刃折り器、オリジナルA4サイズのカッターマット、 工作アイデアブックと五味太郎さんセレクトの14色の色紙の本(両面色紙84枚)が箱にセットされています。少し大きい子には、カッターを使わせてみても。巻末の説明に従って、使い方の注意点だけしっかり教えれば、あとは『カッター遊びのはじまりはじまり!!』。まっすぐに、ギザギザに、あるいはくねくねに。切り方はさまざま。色紙を重ねてみたりするだけで、さまざまなお顔のお面がつくれますよ。五味太郎さんによる、シンプルながらも楽しくおしゃれな一冊です」
お家遊びがテーマの絵本 07 ママやパパは懐かしい 『あやとり いととり』
「昔の子どもの遊びといえば、必ず思い出す<あやとり>。西の方では<いととり>とも。一本の紐を結び、輪にしてしまえば遊べるものです。指に引っ掛けて、右手と左手で交互に紐を取ったり外したり。手を動かすだけで『家』、『ほうき』、『三段ばしご』、『かめのこ』などができてしまいます。各地で親しまれてきたあやとりをわかりやすく見せていて、ぜひ受け継ぎたい。3冊セットも」
お家遊びがテーマの絵本 08 お家にあるもので工夫して遊ぶ 『しんぶんしでつくろう』
「お家のなかでも、少しのスペースと新聞紙さえあれば体を使ったいろんな遊びができます。角を4人で引っ張り合って、千切れた部分の大きさ比べをしてみるだけでも愉快。丸めておままごとをしたり、工夫すればジャングル鬼ごっこも。さらにはひとり用の家もつくれますし、簡単な迷路もできてしまうんです。思う存分ビリビリ破いてエネルギー発散も楽しそう。新聞を大人だけの読みものにしておくのはもったいない。驚きの絵本です」